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椎茸センターでは、愛媛県下各地の乾しいたけを集荷し、市売・入札後、全国の指定業者へ発送致しております。
私共が扱う乾しいたけは、全てクヌギやコナラなどの原木を使用し、2年の間、森林の豊かな自然の精気を浴びて椎茸菌を熟成し、愛媛の豊かな自然環境の中で「無農薬、無肥料」で生産される純粋な「原木(げん ぼく)・乾しいたけ」です。 |
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県森連の取り組み |
皆様が安心して『えひめ産原木乾しいたけ』を食べて戴けるために、愛媛県森林組合連合会は、下記のような取組みを実施しております。 |
県森連では、2011年3月11日に発生した『福島第一原発放射能事故』の後、『えひめ産原木産乾しいたけ』を生産している主産地に於いて『ほだ場(椎茸を作る場所)』の放射線量の自主検査を実施致しました。
その結果、何れの『ほだ場』も自然界に存在する放射線量に留まり、『えひめ産原木産乾しいたけ』が生産される『ほだ場』が放射能汚染されていないことが証明されました。
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愛媛県内のほだ場における放射線量自主検査結果
各検査結果を下記よりご覧いただけます。 |
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椎茸って国内産が多いのでは? |
国内で消費される乾しいたけは20年前までは殆どが国産で占められていたのが、今では中国産が60%余、韓国産2〜3%のシェアーを占めるまでになっており、国産は35%にしか過ぎません。
そのうち、愛媛県産の椎茸は国内で5番目の生産量を誇っています。 |
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愛媛県産(国内産)と国外産どこが違うの? |
愛媛県産と外国産(特に中国産)とでは栽培方法に大きな違いがあります。愛媛県産の乾しいたけはすべてがゆたかな自然の中で育てられた原木栽培で、その方法はクヌギやコナラの樹木を秋、紅葉の頃伐採し、暫く乾燥させてから1mぐらいの長さに玉切りします。これを『椎茸原木』と言いますが、翌春にこの原木にしいたけ菌を植菌して森林内に伏せ込みます。
(散水など管理を十分に行うため森林を模した人工ほだ場を使うこともあります。)
森林内で、しいたけ菌は自然の精気と木漏れ日を受けて1年半から2年もの長い年月をかけて原木内に菌絲を伸ばし『ほだ木』となります。この『ほだ木』より晩秋から春にかけて、しいたけが収穫されるのです。
以上でおわかりのように、原木栽培は全くの無農薬、無肥料の自然栽培なのです。
ところが、外国産乾しいだけは原木栽培もあることはありますが、僅かで大方が菌床栽培です。菌床栽培はおが粉や棉がら、とうもろこしがらなどにフスマ、砂糖などの栄養剤に石膏を加えて固めた培地に植菌されています。この菌床栽培は僅か100日から120日もするとしいたけが発生します。原木栽培に比べて人工度の極めて高い促成栽培といっていいでしよう。 |
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愛媛県産(国内産)と国外産どっちが美味しいの? |
愛媛県産と国外産とでは味、香り、歯さわりなどに大きな差があります。乾しいたけ特有の美味しさは愛媛県産でなければ味わえません。乾しいたけを戻すと膨れて容積が増えますが、その際、愛媛県産は7〜8倍にもなりますが、国外産はせいぜい4〜5倍にしかなりません。また、先に触れたとおり、愛媛県産は農薬や栄養剤などの添加物とは全く無関係の自然の力をいっぱいに活した原木栽培です。さらに愛媛県産のしいたけは、採取から乾燥、保管、出荷にいたるまで異物の混入など衛生面にも細心の注意を払っていますので安心してお使いいただけます。 |
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原木栽培ものと菌床栽培ものの違い |
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原木栽培 |
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菌床栽培 |
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区分 |
原木栽培 |
菌床栽培 |
傘 |
表面は、滑らかで、しわが少ない。
表面の色は明るく、色沢とつやがある。
裏面は、明るい淡黄色または、乳白色。
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表面は、ざらつき、しわが多い。
表面の色は、暗褐色でつやがない。
裏面の色は暗っぽく明るさがない。
傘の中央部が突起している場合が多い。 |
柄 |
柄は比較的短く、石づさが小さい。 |
柄は比較的長く、石づさか大きい。
なお、輸入ものには柄の無いものも多くある。 |
香気 |
椎茸特有の香気がある。 |
椎茸特有の香りは少ない。 |
戻り |
水戻しにより重量が7〜8倍になる。 |
水戻しによる重量は4〜5倍。 |
食感 |
歯ざわり、歯切れともよい。 |
戻りがよくないため、歯ざわり、歯切れともよくない。 |
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日本産の原木栽培乾しいたけだけにつけられる安心マーク |
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日本産・原木乾しいたけの商品に全国統一のシンボルマークが付いております。このマークは輸入が急増している外国産菌床乾しいたけと、日本産原木乾しいたけを見分けられるように、日本産のみにつけられるものです。 |
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林業用苗木 |
愛媛県内の山に生息している樹木より優良木を厳選し
育成した採種園で選び抜かれた種からつくられた苗木です。 |
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