愛媛県森林組合連合会
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愛媛県産木材利用の推進
愛媛県では、地域の環境資源である森林から生産した人や地域に優しい木材の活用を推進するため、平成13年5月に「公共施設等木材利用推進方針」を定め、市町村と一体となって総合的に木材の利用を推進しています。公共施設の木造化は、地域住民の木材利用に対する認識を高めるシンボル的な取り組みであります。ここでは木材利用の必要性や環境問題についてご説明します。
木材利用の必要性
石油、石炭、鉄鉱石などは、掘り出して使ってしまえば、いつかはなくなります。木材は、伐採して使っても、その後に新しい苗木を植えておけば、30〜50年で、また材料として活用できるように成長するため、伐採して使う木材の量が成長する樹木の量を超えない限り、木材は永久に再生可能な資源として利用できるのです。
本当の意味での循環型社会を確立する資源として、木材利用の重要性は高まるばかりです。
地球環境問題と木材
森林は、温室効果ガスである二酸化炭素の重要な吸収源・貯蔵庫となるため、地球温暖化防止を図るうえで非常に注目されています。木材製品を使用することは、木材として二酸化炭素の固定を進めることとなり、大気中の二酸化炭素を減少させることもできます。
他の材料は使用すれば必ず大気中の二酸化炭素を増加させることになりますが、木材は使用しながら大気中の二酸化炭素を減らすことが可能な唯一の資源です。
これまでに整備された木造公共施設の事例をピックアップしてご紹介いたします。
学校施設・保育所施設・野外活動施設・宿泊保養施設・歴史的施設・その他
詳しい内容については、お気軽にお問い合せ下さい。
公共対策事業室
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